歯周病と脳卒中
(2008年4月30日) |
脳卒中とは
脳の血管がつまったり破れたりして、脳の一部に血液が流れなくなったり、
脳がむくんで圧迫され、その部分の機能が障害されて起こる発作が脳卒中です。
日本人の死因の第三位、約13%が該当します。 |
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◎原因
血管が詰まるタイプを脳梗塞、血管が破れるタイプを脳出血といいます。
脳梗塞は脳の血管の動脈硬化によって起こることが多く、脳出血には高血圧が
強く関係しています。
◎症状
発作時には頭痛や吐き気、麻痺、昏睡などが現れます。重度の脳卒中は命にかかわり、
命が助かった場合にも麻痺などの障害が残ることが少なくありません。
◎治療
発作後できるだけ早く、血栓を溶かす薬や脳のむくみを抑える薬などによる治療を
開始します。出血が多くて脳が圧迫されているような場合などでは手術も行われます。
容体が安定したらリハビリを始めます。 |
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歯周病と脳卒中(脳梗塞)の関係
脳卒中の二つのタイプのうち、歯周病との関連が疑われているのは脳梗塞です。
前項で説明した虚血性心疾患は心臓の動脈硬化が進んで発病する病気ですが、動脈硬化は心臓の血管(冠動脈)だけではなくて脳の血管にも起こります。虚血性心疾患の原因が動脈硬化で、その動脈硬化の原因の一部が歯周病であるとすれば、同じく動脈硬化を基盤に発病する脳梗塞もまた、歯周病と関係があると考えられます。
この考え方を支持するデータとして、「歯周病の人とそうでない人の脳卒中の発生率を、年齢などの動脈硬化危険因子を除外し補正して比較したところ、脳出血の発病頻度には差がなかったのに、脳梗塞の発病頻度は歯周病の人に多く有意差があった」といった、両者の関係を示唆する複数の調査結果が発表されています。 |
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