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進化したスポーツマウスガード
(2008年2月1日)
1月19日、大阪大学中ノ島センターで開催されたスポーツマウスガードの講習会に参加しました。大変有意義な講習会でした。
〇スポーツ時の外傷の約1割〜2割は、顔と顎である
〇発生頻度は、10〜20代の男子が高い
〇原因となる競技種目は、野球(ボールで)・ラグビー&バスケット(対人で)が多い
〇上顎では前歯の破折、下顎では骨折の頻度が高い
マウスガードの装着が義務づけられているボクシング・アメリカンフットボールでは、顎顔面の外傷は減少している
外傷予防に有効なスポーツマウスガードだが、現状では、製作しても装着しない場合が多い。その理由としてアンケート調査をすると
● 違和感、異物感がある
● 息苦しい
● しゃべりにくい
をあげることが多い。これらの点はカスタムメイドのスポーツマウスガードを作製し、 調整を十分に行うことで改善可能である
◎ 歯科医院で歯型を採り模型上で作製する
◎ 外形を小さくして装着感を考慮する
◎ 模型に工夫をしてピッタリつくることで
絶対はずれないようにする
◎ 舌が自由に動いてしゃべれるよう内側をくり抜く
◎ 息苦しくないよう、マージンの形態に配慮し研磨をする
◎ 奥歯で均等にあたるよう咬みあわせを調整する
大変簡略化しましたが、上記のことを注意して、作製実習をしました。短い時間でしたが、有意義なセミナーでした。いままで、「スポーツマウスガードはいまいち」と人から聞かされていた方も多いと思いますが、歯科医院には、スポーツ外傷で青ざめた顔で駆け込んでこられる方が毎月のようにいらっしゃいます。スポーツマウスガードの着用をチーム全体で考えられてもいいのではないでしょうか?
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