クマゴロー 八木歯科 Yagi Dental Clinic
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院長からの歯科情報
3歳までのお子様にむしばがあると診断されたら、どうすればよいのでしょうか?
(2006年05月15日)

以下の記述につきましては、八木歯科のケース ということで、ご了解ください。

★まず電話予約をいれてください。「なるべく早く診てください」と言うよりは、お子様の機嫌の良い時間帯を思い出して、「○ちゃんは○時前後が気持ちが安定してるのでその時間で予約できる日をお願いします」と告げる方がいいでしょう。3歳頃から「人見知り」が始まりますので、歯科医院を訪れる1日目の印象がとても大切です。歯科医並びにスタッフは、お子様が「歯医者さん」に好意を感じてもらえるように努めますが、肝心のお子様が昼寝の後である・風邪を引いている・体調が悪い・おなかがすいている様な状態ですと、良い関係が築けません。親の都合もあるでしょうが、お子様と歯医者との初めての出会いがうまくいくかどうかは、このあたりが大事になってきます。

★診察は、診療台で行うとは限りません。診療室に入るのを怖がる場合は、待合室でおくちの状態を診ることもあります。それも嫌がるようでしたら、待合室で遊ぶだけで終わる場合もあります。絶対今日むしばを治したいと希望される場合もありますが、『無理強いは将来に禍根を残しますし、自分から進んで診療台に座る日が必ず来るので、根気よくお子様のペースで行きましょう』と説明しています。

★さて、無事におくちのなかを診察できたとします。少し着色している程度の、初期のむしばでしたら、あえて治療はしません。この段階では、「3歳でむしばをつくってしまった原因」を、考えていただきます。様々な原因が、話をしているうちに浮かび上がってきます。そして、対策を考えて実行します。むしばの進行はストップしますので、嫌がるお子様を押さえつけてガリガリと削る必要が無くなるのです。
では、どのようなことを実行していけばよいのでしょう。

◎原因と対策の例です◎

歯磨きを嫌がって泣く、逃げる、口を閉じるので、おくちの手入れが不十分

3歳まではハブラシの感触が生理的にダメなケースは多い。指にガーゼを巻いて歯やはぐきを拭うことからやりなおしてみる。ハブラシが大きすぎないかチェックする。親が強くみがいていることもあるので、嫌がらない磨き方を練習していただく。ハミガキ前にキシリトールガムをかむ。皮付きリンゴやキュウリを最後に食べる。
飴やジュース、スポーツドリンクが大好きである 親や兄弟も同じではないか?甘い食品の食べ方を家族みんなで考えて改善する。
家族の生活が夜型なので、寝る時間が遅い、朝も遅い、昼寝が長い 早寝早起きは基本。昼によく遊ぶと子どもは早く寝るものです。夜遅く帰宅するお父さんは、朝お子様と会話しましょう。
寝付くまで授乳したり、哺乳瓶でミルクを飲ませている 住宅事情があるので解決が一番困難。歯科医が立ち入れない部分です。申し訳ありません。でも、一緒に解決策を考えましょう。

★こうして、家庭での問題が解決出来ていきますと、初期むしばは進行しませんが、中期むしばは、やはり治療の必要があります。そこで、歯科医の出番となります。痛くないよう、怖くないよう、あの手この手を尽くします。

★きちんとむしばの治療が完了した後は、定期検診、親子でのハミガキ練習、フッ素の塗布を継続してください。

★ずっと、ケアしてきたお子様が20歳になった時に「笑顔がステキだとほめられます」なんて、ニッコリと白い歯で言ってもらえるよう、八木歯科スタッフ一同、治療とケアに勤めます。

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