| 世界で一番古い歯科治療は???
約5000年前のエジプト!!!!!
1914年、エジプトのギザのピラミッド付近のお墓から金の針金で固定された2本の大臼歯が発掘されました。ぐらついた歯をなんとか残そうとしたようで、約5000年前のものと鑑定され、世界最古の治療といわれています。
日本では、1925年に弥生時代のものとされる宮崎県の古墳から蝋石を彫刻した入れ歯が発見されました。いつまでも権勢を守り続けたい権力者と、その寵愛を失いたくない婦人達の歯の欠損を補う努力は相当な物。
健康な歯は力と美の象徴だったようですね。
古代に歯の治療を受けることができたのは特権者階級のお話。貧しい庶民たちには強烈なむしばの痛みにも、ひたすら祈りに救いを求めるしかありませんでした。
カトリックでは旅人やパイロットを守る聖ラファエル、通信や報道の保護者である聖ガブリエルなど、数多くの聖人達がいますが、歯の守護神は聖アポロニアです。
彼女はローマ帝国の全盛期にアレキサンドリアに生まれました。キリスト教徒が弾圧されていた時代で、西暦249年に捕らえられキリスト教信仰を捨てるよう強制されています。しかし、すべての歯を引き抜かれる拷問にも屈せず殉教。
そして50年後の西暦300年、カトリック教会によって、聖人の列に加えられました。「歯痛に悩むものを救おう」と死を前に叫んだことから、ヨーロッパで歯科疾患に苦しむ人々は、この聖女にお祈りを捧げるようになったそうです。
彼女が歯を抜かれる様子や、歯をぬくペンチを持った姿が絵に描かれ、そのひとつが1928年、オーストリアの記念切手になっているそうですが、どなたか、お持ちではないですか? |