根面むしば
大阪のある所で、60〜78歳、287名を対称に、調査が行われました。結果、58.3%に根面むしばが認められました。
歳を重ねるにつれ、はぐきは痩せていきます。歯の根が露出していきます。その根を覆っているセメント質は、非常に薄く、硬度も低く、脱灰の臨界PHは、約6.7。唾液のPHは6.25〜6.75ですから、ちょっとした身体の変化で、脱灰はエナメル質の2倍の速度で進みます。
はぐきが痩せると、むしばになりやすい!ということなのです。
根面むしばは、はぐきの下で歯の周囲を取り巻くように進み、多くの歯に及びます。余り、痛みも無く、自覚症状に乏しいのも特徴です。
歯の付け根に出来るむしばですので、がんがん削ってしまうと、歯が折れてしまいます。よって、最小限に痛くなく削る技術が要求されるわけです。
そこで、お知らせしたいのは、超音波で歯を削る方法です。今までは、回転するタービンやエンジンでの切削でしたが、超音波での軟化象牙質除去は、痛みもなく、削り過ぎることもありません。
ご高齢の方だけでなく、八木歯科では、この考え方を一般診療にも応用していきたいと考えています。音が静かであること、痛くないこと、過剰に削らないこと、麻酔も出来る限り避けること、再石灰化を促すこと。
これからも、新しい器械、考え方を取り入れて、治療に励みます。
KaVo発売元のシロクスさんによる説明はこちらです
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