スポーツマンには必携です。

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先週ご紹介の、強酸性水は診療室でも活躍しています。抜歯の際の傷の治りには目をみはるものがあります。さて、今回は話はごろりと変わって、スポーツマンには必携のマウスガードを造る器械を購入しましたので、そのご案内です。従来より、マウスガードは格闘技の選手に愛用されていましたが、昨今のサッカーやラグビーが小学生や中学生のクラブでも隆盛になるにつけて、外傷が青少年の心身に及ぼす影響を考慮して、若年層からの着用が必須になっています。事故があってからでは、あきません!ということです。スポーツに怪我はつきもの!できましたら、クラブの先生やコーチの方々に、全員への装着を促すようお勧めいただきたいものです。

八木歯科では、マウスガード1個とケース1個で5000円(税込5250円)でお作りします。10代で前歯を折ったり脱臼したり、顎を痛めたりすると心の傷も大きいものがあります。また、昨今増えています顎関節症の治療予防にも有効です。マウスガードについては、サーチエンジンで検索していただきますと、溢れんばかりの情報量ですので、このページでは重複を避けますが、八木歯科のご近所の方に、うちでも、気軽に作っていただけるようになったことをご報告いたします。

伊丹口腔衛生センター訪問

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川西市歯科医師会に在籍して、20年!いろいろと委員を歴任して現在は主に福祉委員として頑張っています。

実は来年度から、川西市でも、身障者をセンター方式で診療することになりました。センター方式での小児のうしょく予防は全国でも先駆者ですが、数年前に高齢者歯科診療所が開設されたことで、身障者歯科診療もがんばろうということになりました。

で、準備の為に、セミナーにでたり、経験者のお話を伺ったり、近隣のセンター見学に行ってます。これは、伊丹のセンターです。ここは、身障者診療の先駆けで、体制も整い落ちつき、いや、風格さえ感じられます。麻酔と小児歯科専門の先生2名と一般会員の輪番制をとっておられます。

大変、参考になりました。

来週は、加古川に伺います。さ来週は、宝塚です。
随時報告いたしますね。
尚、本日は身障者歯科セミナー2回目でした。カミングハーモニーは全員出席!
えらい!!お疲れさまでした。お話は自分の診療所で、身障者を診ていらっしゃる先生お二人の講演でした。身障者を診ることの大変さがわかっているだけに頭が下がりっぱなしでした。でも、やぎも、今日の感動を自らの診療につなぐ積もりでしっかり聴講しました。明日からの、小児診療に活かします。

歯科分野でのレーザーの効能

jouhou020414[1]4月13日に、東京に飛びました。14日は昭和大学での、レーザー学会。一杯、一杯。勉強しました。成果は診療室で発揮します。歯槽膿漏で、お困りの方は、是非、レーザーを、お試しに、来院下さい。痛くなく、状況が改善します。また、開口障害は、ばっちり、対応出来ます。小帯切除も、血も出ませんし、痛みも全くと言える程ありません。画期的です。八木歯科では、特に自費は頂いていません。とりあえず、お試しになりませんか?レーザーに関して、もっと詳しく知りたい方は、http://home.catv.ne.jp/nn/abc/jacldにアクセスして下さいませ。八木歯科のHPでは、どう頑張っても、このHPには勝負できませんから、その辺よろしく。

レーザーの種類も色々ありますが、八木歯科で使ってるのは、炭酸ガスレーザーというものです。歯周病の症状のへの対処や、歯肉の急性炎症、歯の知覚過敏、小帯切除、メラニン色素除去、義歯による歯肉の傷の癒し、開口障害の緩解、等に対応しています。八木と、八木歯科のスタッフが、人体実験しながら、その効能を、具体的に細かくデータを取っています。最先端の治療に関心のある方は是非、八木歯科にご来院下さい。

平成13年度の川西市の子供たちの歯です

毎年2月に、川西市の幼稚園、小学校、中学校の、養護の先生、校長先生と、歯科医師会の歯医者が一同に会して、学校検診のことを話し合います。

たとえば、学校で歯が折れたりした時はどうすればいいか、検診に使う用具は使い捨てにしましょうとか、学校全体で虫歯予防に取り組んで居るケース紹介などの、報告や検討をするのです。大変に意義のある会合ですよね。今回はこんなデータが発表されました。10年前、20年前のデータがあれば、もっと興味深いと思うのですが、こでだけでも、いろいろ読みとれますね。まず、5才未満の子供たちのふたりにひとりは虫歯があります。なんだか、多いようですが、私が子供の頃は、10人が10人虫歯持ちだったように思います。でも、未処置歯が、コンスタントに20%を切ることがありません。処置しても次々新しく生えてくるせっかくの永久歯を虫歯にしてるんでしょうね。きっと、きちんと歯磨きできてないんでしょうね。う~~~、残念。それと、中学3年生の虫歯未処置歯の多いこと!!勉強とクラブで忙しいのかな?夜遅くまでやってる歯医者さんもいらっしゃるから、ちゃんと治しておきましょう。

右のグラフは、歯周病に将来つながっていく危険の高い歯肉炎の罹患率に注目しましょう。学年が上がるのに比例しているのがおわかりでしょうか?完璧右肩上がりです。中学生の段階で学校全体がフクシン実習にとりくむべきではないでしょうか?

 

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口腔領域における遺伝

HPの質問コーナーをちょっと見て下さい。虫歯は遺伝するのでしょうか?という問い合わせがのっています。そのことに関して、最新の情報をお届けします。ご一読下さい。

原文は、九州大学大学院歯学研究院 口腔保健推進学講座小児口腔医学教授 中田稔氏が、去年の近畿北陸地区歯科医学大会において特別講演されたときのものです。引用させていただきます。

生物が集まると、そこにはさまざまな多様性が見られます。こうした多様性は個体差が集まって生じてくるのです。そのなかに正常と異常の違いや。病気の状態もふくまれることになります。怖い差は大きく遺伝要因と環境要因とによって決定されますが、その割合は様々です。

例えば、血液型のように、遺伝により100%決められるものや、偶発的な事故のように環境によるものもあれば、その両者が一定の割合で影響している場合もあります。病気の原因を明らかにし、予防方法や治療法を考えたり、その予後を推測するには、まず遺伝と環境の2つの要因がどのように関わっているかを知ることから始まります。

歯科的な異常や疾患はどうなっているのでしょうか。親子とも虫歯がひどくて、「むし歯は遺伝するのですか」と質問されたり、咬み合わせの問題で遺伝的なことをたずねられたりしたとき、個体差を決める遺伝と環境の役割についての知識があると、大変役に立ちます。

う蝕のように多因子性の場合、1個の遺伝子で親から子へう蝕が遺伝するということは無く、遺伝と環境の両者が相互に影響します。したがって、遺伝の割合が大きいのか?あるいは環境の方が大きく影響するのかが問題となります。

近縁関係にある個体程共通の遺伝子を持つ確立は高くなるので、近縁者はより類似しやすくなります。ここでは、遺伝の役割が強調されます。しかし一方で、近縁者は同じ環境条件のなかで生活することが多くなり、その為に類似しやすいということもあります。

親と子の間でう蝕が似るのは、次のようにいろいろな理由が考えられます。

1,歯の形や歯質が似ること

2,口の中の細菌の状態が似ること

3,唾液の性状や免疫性が似ること

4,食べ物の好みが似ること

親子やきょうだいよりももっと遺伝子の構成が一致する一卵性ふたごでは、う蝕は常に高い一致率を示すところから、う蝕のなり易さに遺伝子が大きく関係していると考えられます。

したがってう蝕予防処置というのはう蝕の発症原因のうち、環境要因をコントロールしているととらえます。そこで予防の効果が現れるにつれ、環境要因によるう蝕は減少し、それでもできるう蝕は主に遺伝要因によるものとみなすことが出来ます。

そろそろそんな時代がやってきたのではないでしょうか。遺伝に対する理解がますます重要となりつつあります。

おりしも、歯周病の原因菌ポルフィロモナス・ジンジバリスの遺伝子解析が成功したとほうどうされました。歯科疾患の原因がさらに明確にされ。宿主側の遺伝的感受性も明らかになることで、予防法や治療計画を個体毎のオーダーメイド方式で患者さんに提供する時代が直ぐそこに来ているのです。と同時に、歯や骨の発生過程も遺伝子レベルでの解析がどんどん進んでいますので、もともと人工材料を用いた修復を中心に展開してきた歯科医療が、生物学的な再生工学の応用によって生きた歯や骨を再生する手段に取って代わることも、今や夢でなくなったと云えます。

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